近年のAIブームにより、イラストやアニメーションの作成が誰でも簡単にできるようになりました。
しかし、AIについてあまり詳しくない方にとっては、どのサービスが良いかの判断がつかないですよね。
本記事では、イラストを動画に変換できるAIアニメーション自動生成ツールを5つ紹介します。
これらのツールはすべて無料で試すことができ、操作も簡単です。ぜひこの機会に試してみてください。
AIアニメーション①Kaiber
Kaiber(カイバー)は、最大60秒分のAIアニメーションの自動生成が行なえます。
KaiberのXです。
Kaiberの使い方
Kaiberのログインはこちら https://kaiber.ai/login
[+Create Video]をクリック。
![Kaiberの使い方1](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/79c30d67dfe6f1637fb44f7f9ffc22d6-1024x551.jpg)
アニメ画像をアップロードします。
![Kaiberの使い方2](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/02edc2b57428a4fa797f309419667401-1024x548.jpg)
アップロードが完了したら、[Edit your prompt]をクリックしてください。
![Kaiberの使い方3](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/9cbdb56f95b0bf9fa9ebcf0e04e24d88-1024x455.jpg)
次の画面では、画像に対するpromptを入力します。promptが分からない場合は、ペンのアイコンを押すとAIが自動で入力してくれます。
![Kaiberの使い方4](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/e100a95a5e803a1833ec294877a926e6-1024x220.png)
ここではスタイルの設定です。「anime style」としています。
![Kaiberの使い方5](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/38575ba52baee142ca1ca697d8f9345b-1024x206.png)
最後に、videoの設定です。
動画の長さは最大で6秒、進化の項目は動画の力強さみたいなものを調整できますが、ここではデフォルトの4にしておきます。
問題なければ[プレビューの生成]を押しましょう。
![Kaiberの使い方6](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/b08c5cfca085ba6983c83a212d245da6-1024x437.png)
4枚の絵柄が生成されるので、その中から好きなものを選び動画を作成します。
![Kaiberの使い方7](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/3d6ae6bcbf153daf05ec74deb9300417-1024x505.jpg)
できあがったアニメーション動画がこちらです。
動画を保存するには、左にあるダウンロードボタンから行えます。
![Kaiberの使い方8](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/3cad31dcf966d9d4da43192d6ae7d4d1-1024x505.jpg)
AIアニメーション②Runway
Runway(ランウェイ)は、Gen1とGen2があります。
Gen2が新しいモデルなので、そちらを使いましょう。
RunwayのXです。
Runwayの使い方
Runwayのログインはこちら https://app.runwayml.com/login
ログインしたらまず、[Start with image]をクリックし、画像をアップロードしましょう。
アップロードが完了したら[Motion Brush]を選択し、個別に動きを付けていきます。
![Runwayの使い方1](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/db1b24b23f20c810c96c9cbbc7e62ed0-1024x243.png)
①MotionCanvasには5つのブラシがあり、ブラシごとに②で動きを付けられます。
- Horizontal:横方向の動き
- Vertival:縦方向の動き
- Proximity:回転
- Ambient:動きの強弱
![Runwayの使い方2](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/f6f56d1a0aeaa89884f275b6c3477880-1024x639.jpg)
耳と背景にMotionを設定してみました。
![Runwayの使い方3](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/079a5f7a4040d40a845f4ecfa897e38e-1024x639.jpg)
次に、[CameraMotion]を使い全体の動きを設定します。
![Runwayの使い方4](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/48e341bf046392cfab6a49b4942bae0f-1024x429.png)
全ての設定が終えたら、右にある[Generate]をクリックします。
![Runwayの使い方5](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/7c3ce33bbbdbc53757c9576de877d166-1024x217.png)
実際にできあがったアニメーション動画が、こちらです。
Proximity(回転)、Ambient(動きの強弱)がないバージョンです。
こちらは、Proximity(回転)、Ambient(動きの強弱)をMAXで設定したバージョンです。
動きが大きくなり、耳が分裂してしまいましたね。
何度か試してみて、自分が納得いく作品を作り上げてみてください。
AIアニメーション③Pika
Pika(ピカ)は、1日3回まで利用できます。
PikaのXです。
Pikaの使い方
Pikaへは、こちらからログインできます。https://pika.art/login
Appleでのログインがないため、GoogleもしくはDiscordとなります。
一番下にスクロールし、Image or Videoに画像をアップロードします。
![Pikaの使い方1](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/21258457c1e6648e85740e15dec2e03a.png)
カメラのマークを押すと、カメラコントロールが出現するのでそちらから設定を行います。
![Pikaの使い方2](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/8348d8a814d042c8525ddae80e281c8f.png)
使い方は、先ほどのRunwayと同じですが、個別の設定ができないため、細かく設定をしたい人はRunwayがおすすめですね。
設定が終わったら、キラキラマークを押します。
![Pikaの使い方3](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/b5f59ba95aeede33382d432efb5fa832.png)
できあがったアニメーション動画がこちら。
独特の表情と動きをしています。
これはこれで面白いですね!Pikaの使い方は以上です。
AIアニメーション④DomoAI
DomoAI(ドーモAI)はDiscordを使って簡単にAIアニメを生成できます。
人間の動画をアニメ化するのが得意で、特殊な技術は不要です。
DomoAIのXです。
DomoAIの使い方
DomoAIはここから、https://domoai.app/
Discordサーバーに移動しましょう。
![DomoAIの使い方1](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/27433540408d58c3dd716fab68f4566f-1024x415.jpg)
generate-1,2,3,4のいずれかを選択します。
![DomoAIの使い方2](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/a05e84d962f563bc50e045de2875d508.png)
/でanimateを選択します。
![DomoAIの使い方3](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/e1a86a9222b16f5a761ca55115039ff0.png)
ファイルをアップロードします。
![DomoAIの使い方4](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/3948cc537598273e27b53928efad25b8.png)
1〜3の強度(Intensity)を選択し、動画の時間を3秒か5秒を選んだら、Startをクリックしてください。
![DomoAIの使い方5](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/f66004af1faae5e001d6391f44a22dcc.jpg)
生成されたアニメーション動画がこちらです。
強度(Intensity)を高(High)にしたので、顔が乱れましたが、それでも良い感じです。
AIアニメーション⑤PixVerse
PixVerse(ピクスバース)は、WebとDiscord上で動かすことができます。
PixVerseのXです。
PixVerseの使い方
PixVerseのログインはこちらです https://app.pixverse.ai/login
ログイン後、上のCreateボタンから作業を開始します。
![](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/d5c8d053d0d9bbc27c4be8cd7f6e46b7-1024x192.jpg)
Image to Videoを選択し、画像をアップロードしたら、プロンプトと運動強度(Strength of motion)を指定します。
![](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2023/12/1381_Cute-dinosaur-operating-a-computer-suit-style-_xl-1024-v1-0-150x150.jpg)
他のツールのように触るものがないので、初めての方には一番とっつきやすいかもしれません。
そして、[Create]をクリックしてください。
![](https://it-lifestyle-up.com/wp-content/uploads/2024/01/95f419d15458a1b170cabcd636b1fae2.png)
Your video is generatingと表示されればOK!
実際に生成されたアニメーションがこちらです。
背景の雲などはほぼ動かず、手前の猫だけが動く形になりました。
強度を強くすれば、もう少し動くかもしれません。
AIアニメーションの自動生成ツールまとめ
今回は、AIアニメーションの自動生成ツール5つを紹介しました。
まとめると、
- Kaiber:プロンプトはAIによって補完してくれ、絵のスタイルもボタン1つで決めることができるため、初心者向である。
- Runway:モーションブラシで細かい動きを指定できるため、より凝った動画を生成したい方におすすめ。
- Pika:1日3回の制限付きのため、たくさん生成したい方には不向きです。設定はシンプルなためわかりやすい。
- DomoAI:Discord上で生成でき、強度によっては面白い動きになる。特に人をアニメーションさせるのに向いている。
- PixVerse:この中では最近話題になった動画生成AI。Kaiber、Runway、Pikaはクレジットがなくなると課金が必須だが、PixVerseは今のところ無料で無制限。
ツールによって得意不得意などが分かれるため、使い分けて使用するのがおすすめです。
今回紹介した他にも、生成AIは毎月のように新しいものが登場しています。
おすすめのツールが出た際には、また紹介ます!
ご覧いただき、ありがとうございました。
最新の動画生成AIが登場しました。その名も、「LTXStudio」です。
LTXStudioは、映画製作ができるツールです。今はまだベータ版ですが、Discrodからアクセス券を貰うことで利用することができます。
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