OpenAI、12日間連続サービス発表〜10日目 固定電話とWhatsAppからChatGPTにアクセス可能に - IT.Lifestyle.up

OpenAI、12日間連続サービス発表〜10日目 固定電話とWhatsAppからChatGPTにアクセス可能に

OpenAI、12日間連続サービス発表〜10日目 固定電話とWhatsAppからChatGPTにアクセス可能に ニュース
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12月19日、米OpenAIは「12 Days of OpenAI」の10日目として、新たにChatGPTへのアクセス手段を拡充したと発表した。今回の目玉は、固定電話を含む電話およびWhatsAppを利用して、ChatGPTとの会話が可能になった点である。米国内では専用のフリーダイヤル「1-800-CHAT-GPT」に電話をかけるだけで、15分間の無料会話が楽しめる。また、WhatsAppでは世界中からメッセージを送るだけでAIとのやりとりが可能だ。  

「AIをより多くの人に利用可能にする」というOpenAIの方針に基づき、この新機能は日常生活にAIを自然に取り入れられることを目指している。WhatsAppを使用する場合、特別なアカウント登録は不要で、手軽に試せるのも特徴だ。さらに、電話では音声による観光地の案内や言語翻訳、WhatsAppでは詳細なレシピの提案など、生活に役立つ実用性の高い内容がデモンストレーションされた。  

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新サービスの魅力とは

この機能の魅力は、特別な機器や複雑な設定を必要とせず、既存の電話機能やWhatsAppといった身近なツールでAIを利用できる点だ。例えば、固定電話を使う高齢者やスマートフォン操作が苦手な人でも、簡単にAIの恩恵を受けられる。特に電話では、料理中や運転中といった「ながら作業」に適した使い方が可能で、ユーザーの生活に自然に溶け込むことを意識している。  

さらに、この機能はわずか数週間のハックウィークプロジェクトから生まれたアイデアという柔軟さにも注目。WhatsAppでは、レシピのカスタマイズや複雑な条件にも即座に対応できる対話型のやりとりが評価されており、利用者の個別ニーズに応じた柔軟な回答が得られる。  

今後、このサービスがどのように発展するかも期待されるポイントになる。例えば、現在は音声やテキストのみに限定されているが、画像認識やカレンダーとの連携、さらにはマルチモーダル対応といった拡張機能が加わる可能性がある。  今回の発表は、AIの利用の幅を広げる一歩となった。

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